ひとことで「すぐに転職したい」といってもいろいろなケースが考えられます。
・仕事量が多く、プライベートな時間がもてない
・上司や同僚との関係が悪化してストレスを感じる
・業務内容が自分に合っていないと感じる
退職したい理由はひとつだけではなく複雑にからみあっていることも多いでしょう。
またうつ病とまではいかなくても、ストレスをためるような職場では、パフォーマンスを最大に発揮できません。
すぐにでも企業を辞めたい時にまず「なにを行動しなくてはいけないか」についてご紹介します。
退職したあとの生活費の確保を最優先で考える
会社を辞めようと考えた時に一番に心配になるのが生活費、お金のことではないでしょうか。
お給料が入らなくなるわけですから、そのままダイレクトに生活に影響が出ます。
貯金などで乗りきれればいいですが、それでもいつ転職できるかわらかないと不安はますでしょう。
お金を節約しながら転職したい場合どういう方法があるでしょうか。
転職先を決めてから退職する
生活的な余裕がない場合、なるべく早く次の仕事を見つけて、間が開かないよう転職をするのが一般的かと思います。
この場合はなるべく早く転職活動を始めて今の環境から離れることです。
とはいえ今の仕事が忙しく、転職活動がままならないという方もいると思います。
多忙な人は自分の好きな時間に、登録・申込みができる転職サイトを活用するとよいでしょう。またスカウトメールを使うと効率よく就職活動ができます。
特にIT専門の転職サイトを検索すると求められている人材の市場がわかりやすいので、自分のスキルとのすり合わせにも役立ちます。
今あるプレッシャーやストレスの中で職を探すのが大変かもしれませんが、効率よく進めていくことが大事です。
エンジニアの職業を生かして、副業でお金を貯める
副業である程度お金を貯めてからから会社を辞めるという方法です。
プログラマーやエンジニアならば副業として大きく稼ぐ手段はいくつかあります。
クラウドソーシングや副業のサイトで高額な案件を見つけることができるからです。
週一回数時間からのコミットで時給が3000円以上の案件もあるので比較的稼ぎ安いでしょう。
副業のよいところはある意味で精神的な安定につながるところです。
本業で嫌なことがあっても副業で稼ぐ手段があると、「いつ辞めてもいいや」という気持ちになります。
逃げ道があることで精神的に安定します。
お金も貯まるし気持ちもラクになるのでおすすめです
職業訓練校に通う
失業保険の受給資格がある場合にかぎる方法です。
通常退職したあとに失業保険をもらうとなると3ヶ月間の待機期間が発生します。
しかし退職してすぐ職業訓練校に通う場合は3ヶ月の待機期間が免除され、すぐに失業保険が支給されるのです。勉強しながら生活費がまかなえるので安心です。
ただこの場合は、職業訓練の講座がいつからはじめるか事前に調べて退職日を決める必要があります。
くわしくはもよりのハローワークへ問い合わせましょう。
会社を辞めることのリスクについて検討する
「自分の気持ちは決まっているのに考える必要があるのか!」と思われるかもしれません。
しかし今はストレスが過度にかかり、通常の判断ができなくなっているだけかもしれませんし、転職をするにはそれなりの精神力も金銭力も必要になります。
もし失敗すれば今よりも環境が悪化する可能性もあるため、冷静に判断する必要があるのです。
会社を辞めたいと思った時に本当に辞めた方がよいのかなかなか判断はつきにくいものです。
自分の中で基準を決めておくとよいでしょう。
・今は過度のストレスがかかっているとしても、今後状況が改善される余地があるのか?
・将来的に収入が増える余地があるのか?
・今の状況を相談できる上司などはいるのか?
例えば今はストレスがかかる職場だったとしても部署の異動ができたり、上司に相談して改善できるなら、その方向で話を進めてみてダメな時に転職を考えてもいいでしょう。
大手で将来的に収入が安定して増えるなら、先に転職サイトなどで業務内容をみて収入のすり合わせをしてからでも遅くないはずです。
また相談する相手がいないなら、IT専門の転職エージェントでカウンセリングをうけてみることをおすすめします。
IT業界の転職は比較的簡単
IT業界の転職は売り手市場で人材不足が問題になっているほどです。
求められるのがプログラミングの技術なので、技術さえあれば比較的に高単価で転職が可能です。
また副業をしやすい職業でもあるのでお金を貯めることも可能でしょう。
気持ちが決まっているのなら、今すぐ行動をおこすことが大事です。