なぜキャリアプランにこだわる必要があるのでしょうか。
それはエンジニアの場合は、大手の企業に就職したからといって「満足できる・成功だ」とは言えないからです。
どんなにその時に高額のお金がもらえても技術が磨けず、自分の時間が持てないようでは将来的に不安です。
自分の望みは何なのか目標は何なのか洗い出しをすることが転職を成功させる一歩になります。
どのIT分野で働きたいのか?
エンジニアが転職する場合、IT業界でもどの分野に転職するかで働き方は変わってきます。
同じ分野でより高みを目指すのか、別の分野で新しい技術に身を投じるのか。
最近ではパッケージやオープン系からWEB系の職種に転職する人がちらほら見られます。
インターネットが発達し、WEBに需要があるうえにお金が流れこむようになったからです。
またWEB系は自社開発の企業が多く働き方にしばりがなくワークバランスがとりやすい傾向にあります。
その他、AI(人工知能)、ブロックチェーンなども人気があがっている分野です。
自分がどの分野で働きたいかは将来に直結する問題なので情報を集めつつ慎重に考えましょう。
自分に合った働き方を考える
IT業界は自由な働き方にシフトチェンジしつつあります。
正社員にこだわるのか、または派遣社員やフリーランスも検討するのか。
自分が何にこだわるかを考えてみましょう。
例えば高収入で、プライベートでを充実させたい場合は、リモートワークやフレックスタイム制を希望することもできます。
フリーランスという自由な働き方もあります。
最近ではフリーランスエンジニア専門のマッチングサイトも多くあり、心配な福利厚生も充実しています。
何よりフリーランスの案件は高単価なのがうれしいところです。
現代では、正社員、派遣社員という枠組みだけでなく、新しい働き方があることを視野に入れておいた方がよいでしょう。
受託開発と自社開発のちがいから働き方を検討する
日本のIT業界では一般的に受託開発と自社開発があります。
受託開発の場合は出向して出向先の企業で働くのが一般的です。
ひとつのプロジェクトが終わるとまた次のプロジェクトへと会社が変わります。
会社が変わるということはまたイチから人間関係を作り直し、新しい仕事に取り組まなくてはいけないので、精神的にも技術的にもきつくなるでしょう。
しかし日本のIT業界の働き方は受託開発が多くなかなか難しい問題です。
反対に自社開発は自分のところのサービスの開発やメンテナンスがメインの仕事なので納期にも余裕があるケースが多いです。
ストレス耐性があるのか、環境が変わることを楽しめるタイプかなどをよく考えたうえでどのような企業で働きたいかをシュミレーションしましょう。
エンジニアの目標になるお給料やワークバランスの設定
転職をするということは何かしらの自分なりの理由や不満があるはずです。
転職するための理由を満たさなければ、次に就職できたとしても不満は残ります。
自分が何を求めて新しい企業に転職するかは理解しておきましょう。
・お給料
・ワークスタイル(フレックス制、残業なしなど)
・会社の働きやすい雰囲気
特にプログラマーやエンジニアはクリエイティブな職業でもあります。
良い環境に身を置かなければ良いプログラムが作れるわけがありません。
自分が転職する際の要望が理解できていればいるほど望み通りのところに行ける可能性が高まります。
ITスキルの棚卸し
転職する際によく言われるのがスキルの棚卸です。
特にエンジニアは技術職であり今まで何をしてきたかどういう実績があるか、技術力などを重視される傾向にあります。
また就職した後に困らないためにも何ができて何ができないかを自分で把握しておくことが大事です。
自分に欠けている技術があるならば転職する前にしっかり勉強して埋めておくことで採用を有利にすすめられます。
技術のオプションへの理解
言語での理解とは別に環境や付随する技術を求められる傾向にあります。
例えばフレームワーク、Gitの使い方、Slackでの仕事の共有など、言語に付随する環境を理解しているかも企業はみています。
エンジニアは専門性の高い転職エージェントを使う
転職活動といっても、ハローワークに行くか、地元の求人誌を見るか、転職エージェントや転職サイトに頼るか、ほぼこの3つしかありません。
ただエンジニアやプログラマーの場合は、ハローワークや地元の求人誌は後回しに考えましょう。
なぜならマッチングをする際にIT業界のことを全く把握してないからです。
ITは技術が優先される特殊な分野でもあります。
なのでITに特化した転職エージェント・転職サイトを優先して検討するようにしましょう。
キャリアプランを一緒に考えてもらうならIT特化型転職エージェント
IT専門の転職エージェントは今まであまり転職をしてきたことがない人、今後のキャリアプランに迷っている場合などにおすすめです。
IT業界に詳しい担当者があなたの強みを引き出してくれて将来的なキャリア設計を一緒に考えてくれます。
また正社員だけでなくITフリーランスに特化したフリーランスマッチングサイトもあります。
レバテックでは正社員とフリーランス、両方の求人を扱っているのでおすすめです。
多忙で自分の技術に自信があるならIT転職求人サイト
今までの就職経験に自信があり、もっと気軽に求人を探したい場合は、IT専門の求人サイトがおすすめです。
ネットで登録さえすれば、すぐに求人に申し込めるので忙しい人や就職中の人も使いやすいでしょう。
転職エージェントと併合して使うのもひとつの手です。
形式を省きたい、書類審査が苦手な人
その他、技術があるものの履歴書での審査が苦手な人はパイザがおすすめです。
言語別でコードの試験があり、ランキング形式で自分の実力が分かります。
スカウト機能もついているので上位に食い込めば企業からオファーが届きます。
エンジニアが転職を成功させるために・まとめ
就職活動をしていると特に自分に足りないことや欠点が見えてきます。
その決定を嘆くのではなくどうやってフォローしプラスに変えて行くかを考えましょう。
技術面で足りないものがあるならすぐにでも勉強を始めるのです。
面接がうまくいかないならシュミレーションを重ねましょう。
誰にでも良いところもあれば悪いところもあります。いいところはもっと伸ばし欠点と思われるところはどう行動するかを考えればより採用されやすくなります。