35歳でプログラマーになりましたが、才能もないし優秀でもありません。
中学生の頃にC言語を3日で挫折して、23歳の時にサイトをホームページビルダーで作ろうとしてあきらめました。アクションを起こして挫折の繰り返しです。
ではなぜ今プログラマーになれたかというと行動に移す実行力があったこと、そして「目的」「相談」「環境」この3つを実行したからでした。
私の体験談とともに未経験者がプログラマーになるために必要なことをお話したいと思います。
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ここからが本題なのですが、プログラマーになるためにはいくつかのステップを自分で考えて決めなくてはいけません。
主に3点あります。
1.年齢が28歳以上か?28歳以下か?
2.プログラムは独学で学ぶのか?スクールで勉強をするのか?
3.どのプログラミング言語を選ぶのか?
です。
1. 年齢が28歳以上か?28歳以下か?
プログラマーになるのに年齢が関係あるのかと思われるかもしれません。
しかしIT業界はよりシビアに年齢を見られます。
プログラマーやエンジニアは単純作業ではありません。一人前になるには多くの経験や学習が必要になってきます。
そのため30歳以降は伸びしろがないと判断されるケースが多くあるのです。
またプログラマーになるための選択肢の幅もちがってきます。
28歳以下なら無料・就職保証付きのプログラミングスクールで学ぶことも可能です。
また企業も20代に向けて「プログラミング未経験OK」の求人募集を多く掲載しています。
あなたが20代ならぜひその年齢というアドバンテージを有効に活用してください。
反対に30歳を超えているなら、ある程度の覚悟は必要です。
ただでさえ30代になると就職は厳しくなります。選択できる道も限られるわけです。
しかし絶対に無理というわけではありません。
今はフリーランスという道もあるので、しっかり勉強をして腕が認められれば副業でも本業としても稼げます。
現に私が30歳を超えて勉強してエンジニアとしてリモートワークをしているので、本気でやれば結果はついてきます。
⇒経験が浅いプログラマーにおすすめのクラウドソーシングサイト(姉妹サイト)
2.プログラムは独学で学ぶのか?スクールで勉強をするのか?
お金に余裕があるならプログラミングスクールをおすすめします。
なぜなら実体験として感じているからです。
私は当時、学習サイトをもっと有効に使おうなどの頭もなく、苦痛に思いながら勉強していました。
つまづくことも多く、一人前になるのに猛烈に時間がかかったのです。
プログラミングスクールは時間の短縮になるし、挫折しにくいというメリットがあります。
それに今のプログラミングスクールはひと昔前のスクールとは全然ちがって、プロトタイプの制作に力をいれているのでより実践的です。
例えばTechAcademy(テックアカデミー)はこんな感じ。
言語によってちがいますが、完全オンラインの授業で受講料金も15万程度です。
余裕があるならぜひ一度検討してみましょう。
3.どのプログラミング言語を選ぶのか?
どの言語を選ぶかは言いかえると、どの分野に就職するかということでもあります。
進みたい分野を考えながら言語を選ぶ必要があるのです。
例えば自分はWEB系、PHPを中心に学び、WEBサービスやアプリ製作を中心に実績を作りました。
年齢的に時間がないこと、初心者でも始めやすく、勉強がしやすいことを一番に考えた結果WEB系で攻めるのがいいと考えたからです。
あとPHPやRubyだと比較的リモート案件が多いのも地方在住者には魅力でした。
他の言語でいうと、機械学習を学んでロボットやドローンの分野を学びたいならPythonやC言語を勉強することになります。
・WEB系 WEBサービスやサイト製作、アプリ制作
⇒HTML+CSS、Javascript、PHP、Ruby、Python、Swift、Java
・組み込み ドローン、Iot、AI関係。家電製品や自動車への組み込みプログラム
⇒Python、C, C++、Java
・汎用とオープン系 企業の基幹システム、パッケージシステムなど
⇒C,C++、Java、VB
自分でどの言語を学んでよいのか判断がつかない場合は転職エージェントでカウンセリングを受けてもいいでしょう。
またはプログラミングスクールには無料体験講座がついているので、講師に相談するのもありだと思います。
どのプログラミングスクールでも講師の方はだいたい現役のエンジニアです。現場を知っている人の意見は重みが違います。
上記の3点が決まった時に初めてプログラミングを勉強する準備が整うのです。
