「プログラムを勉強して挫折した」という話をよく聞きます。
私は挫折が悪いことだとは思いません。どうしてもなりたいものならまたチャレンジすればいいだけですから。
最終的に達成したなら失敗ではないですよね。プログラミングにも同じことがいえます。
私がプログラミングを挫折した時の話
私は昔からファミコンが大好きで、当時は買えなかったスーパーファミコンを持っている友達の家に、自転車で1時間かけて遊びに行っていました。
好きなことに対しての行動力ってすごいですよね。スーパーファミコンの仕組みにすごく興味があって調べまくっていたのです。コンピューターってすごいと思ってました。
それから、時は経ち中学高校となるとパソコンを買ってもらうことができたのです。
嬉しくなってプログラミングの雑誌を買ったまではいいのですが、本には2000行ぐらいのコードが書かれていて、まるっきりチンプンカンプン。
当時はコードを書いてもどのように動かすか仕組みさえ分からずに、読んで入力していたのです。
いざ、動かしてみようとすると・・・当然動かないですよw
ブラウン管のパソコンのモニターを殴ってあきらめたのは遠い昔の話です。
当時の私が挫折した原因
私がプログラミングを始めた時は、あまりにも知らなさすぎたことが挫折の原因のひとつでした。
パソコンの知識が無かった上に、簡単に情報を得る方法がなかったのです。インターネット回線を引いている人は特殊な人だった時代です。
また、誰かに聞こうにもパソコンを家には持っている友達はいましたが、自分で使っているような友達はいませんでした。
もっぱらゲーム機が流行っていた時代ですから。
当然、親や近所の人でもパソコンの使い方・プログラミングとは何かを教えてくれる人はいませんでした。
プログラムの雑誌は上級すぎたのかもしれませんが、一方的な情報を受け取ることしかできない時代なったのです。つまずいたときにリカバリーできないんですよね。
そこですべてが止まってしまうのです。
はたして現代はどうでしょうか?プログラミングはそんなに難しいことでしょうか?
現在のプログラミング市場の環境
一度挫折した人でも再チャレンジできるだけの状況が整っているのが今の時代です。こんなに違います。
インターネットがあればほぼ解決する
プログラミングで悩んでも回答がネットにはあります。
今のプログラマーは自分で備忘録的なブログを持っていて、問題が起きた時に解決した方法などを紹介してくれています。
初歩的なところでつまづいても、Q&Aサイトや解決方法が用意されていること多いのです。
IT業界が互換性の高いサービスを展開する方向へ進んでいる
インターネットが普及し始めたころは、ビジネスとしてどのメーカーも「このチャンスに稼がないといけない」と独自のサービスを展開していました。
アップル社のiPadでマイクロソフト社のワードが使えるなんて、到底考えられない時代です。
しかし、現在はメーカー同士が相互にサービスを使えるような方向で動いています。
マイクロソフトのパソコンで学んだプログラミングはアップルでは使えないということはない時代です。
新しいサービスがたくさん発表され、互換性も高まってきている、情報を受け取りやすい環境がより整ってきているのです。
プログラミングスクールが多い
以前のプログラミングスクールは「パソコン教室」のイメージが強かったのですが、今は全然ちがいます。
試作品を作ることを前提に、就職した後困らないようなカリキュラムになっています。
料金も昔に比べたらバリバリ安いく13~16万もあれば受講できます。その上完全オンラインなので全国で授業をうけることができるのです。
もうちょっと早くこんな時代になってほしかった・・・。
またプログラミングに対する敷居も下がってきているので、無料で学ぶことができるサービスが多いです。
本気でやろうと思えば独学でプログラマーになれる時代です。
再チャレンジの方法、強制的に勉強する方向に追い込む
で再度、プログラミングを挫折してしまう原因は何なのでしょうか?
問題が発生したときに解決方法がわからない。
教えてもらえる人がいない。
たしかにこれもありますね。
プログラミングは特に誰でも彼でもわかる分野ではないですから。
でもそれ以上に厄介な原因があります。
「やらなくても生活できる」という弱い気持ちです。
ひとりで勉強をしていると「今日は疲れたからやらないでもいいや」と思うことがあります。
次の日も勉強しなくなり、ずっと何もせず時間が過ぎてしまいます。そして、思い出したように勉強をしてみる。
たまの学習はプログラマーになるためではなく、勉強したつもりになるための、自分に言い聞かせるためのまやかしだったりします。本気ではないんです。
確保が難しいならプログラミングスクールに通う
普通に働いていたら、8時間以上働いた後に勉強するのって、なかなかキツイですよ。
この弱い気持ちを制するには、強制的に勉強する仕組みを作るのが一番です。
なのでプログラミングスクールをお勧めします。
先に将来のためにに投資して、勉強するんです。
強制力が働きますし、状況を客観的に評価してくれる先生がいるので勉強方法に迷いません。
また、多くの生徒と接しているので、最短で成長する方法が見つかりやすいというメリットもあります。
プログラミングスクールへ通えない場合
とはいっても、生活状況はそれぞれなのですぐにスクールに通えるわけではないですよね。
お金をかけれないという人は、プログラミング独学のための学習サイトを使うのはどうでしょう。最近はわかりやすいサイトも多いです。
あとは規則正しい生活の中に学習時間を落としこんであげることですね。習慣化するしかないです。本気でやるなら燃え尽きましょう。
プログラミングを挫折した人の再チャレンジ法・まとめ
私の経験上、今悩んでいる人は3年後も同じことで悩んでいる場合が多いです。つまり悩みは波のようにまたやってきます。
お腹痛い時みたいに、急にやってくるんです。
それならいっそ今行動した方がいいと思うんですよね。
実際にプログラマーとして業務をしている人に追いつくのは至難の業ですよ。彼らは1日に8時間勉強しているのと同じなのですから。
やるなら今でしょ?!