今が派遣社員の人もこれから派遣で働く人も、今後にたいして不安があるのではないでしょうか。
というのも特に平成27年からは、法律が改正されて派遣の働き方が大きく変わってきているからです。
派遣プログラマーのメリットとデメリットとともに、今後どのように派遣を利用すればいいかを、考えていきたいと思います。
派遣のメリット。やはり高収入はおいしい
派遣プログラマーの一番のメリットは高収入であることでしょう。即戦力が求められる分、派遣業界の中でもピカイチの収入の多さです。
仕事を自分で選べるのも派遣いいところで、家庭の事情やライフスタイルに合わせた業務を選ぶことも可能です。
通常では入社できないような大手企業にも入ることができるので、スキルアップを狙って実績をつむこともできます。
いろいろな企業を見て知見を広め、経験値がつめるなんて嬉しいですよね。
派遣のデメリット。不安定な環境におかれる
派遣のデメリットは生活環境が不安定になることです。
プロジェクトが変更になるなど、企業の都合で急に切られてしまうことが考えられます。
また福利厚生が正社員ほど整っていないケースもあり、常に仕事がなくなるかもしれないという不安にさらされます。
【重要】法律の改正で今までの派遣体制は崩れる
今までは特定派遣という枠組みがあり派遣でも期間に関係なく務めることができました。
しかし平成27年に派遣法が改正され特定派遣が廃止され、これにより派遣プログラマーや派遣エンジニアも企業への職務期間は最長が3年間と定められました。
つまり長くても3年で転職を余儀なくされてしまうのです。
ただでさえ非正規雇用で不安定なのに、これでは派遣社員になるメリットがつぶされてしまいます。
これからの派遣は、ライフスタイルに合わせて利用を検討する必要がある
法改正によって、今までのように長期で派遣で働くことは難しくなってきました。
リスクを考えたうえで慎重に派遣という選択肢を選ばなくてはいけません。
派遣後の転職を視野にいれた計画的な派遣選択が必要です。
やりたい業務につける、スキルアップがみこめるなど成長がみこめると次の就職も簡単になってきます。
また選択肢のひとつとして、一時的に高収入が必要な場合なども派遣プログラマーは有利です。
派遣を利用しても「頼らない」、逃げ道を確保して稼ぐ
派遣でも正社員でもこれからは安心できない時代ともいえます。
おすすめなのはフリーランスで逃げ道を確保しておくことです。
特に派遣は残業などの調節もしやすく時間を確保しやすいので、副業で稼ぐことをおすすめします。
最近ではフリーランスサイトもたくさんでてきて、週2日で月40万円稼ぐことも可能です。
それなら実績にもなるし、急に仕事がなくなっても食いつなぐことができますよね。
本当に派遣社員のことを考えてくれる派遣会社を利用する
もうひとつ、フリーランスではないのですが生活が安定する方法があります。
信頼できる派遣会社を選ぶことです。
といってもひとつしか知らないのですがリツアンSTCという派遣会社です。
こちら少し変わっている企業ともいえます。
・エンジニアの全国平均マージン率が39.4%だけど、リツアンは29.4%、4年以降だと19.2%(会社の取り分が異様に少ない)
・4年以上勤務してると企業の利益を定額にしてあとは、エンジニアに還元する仕組み(4年以上務めるとお得)
・派遣だけどリツアンの正社員で入社できる(派遣先で急に切られても無職にならない)
・派遣先の引き抜きOK(ご法度の引き抜きもよろこんで)
これで会社に利益がでるのかなとも思いますが、コストを削減して実現しているそうです。
「会社も社員も、そして取引先もみんなが幸せにならないと意味がない」というのが社長さんのモットーで、こんな不景気な時代にすばらしいなと思いました。
今の職場に不安があるなら一度相談してもいいかもしれませんね。
⇒未経験でもIT企業に就職!派遣会社リツアンで収入がおもくそアップする事例を報告
派遣プログラマーのメリットとデメリット・まとめ
実は自分もプログラマーになる前派遣で働いていました。
ITとは何の関係もない企業でしたが、本気でプログラマーになりたかったので、勉強時間を確保するために派遣で働いていたのです。
残業はなかったし休みもきっちりとれるし、お給料はそこそこだったけど、勉強するには最適でした。
3年以内にはプログラマーでフリーランスになるか企業で働くかを考えていたので本当にライフスタイルに合っていたのです。
3年というしばりがあるから派遣がダメというわけではなく、上手に利用することが大事ですね。
今のところ派遣+副業が最強だと思います。