最近よく耳にする言語にPythonがあります。
Iotとも関係があるといわれ、将来的なシェアも広がると予想される期待の星です。
しかしこのPython、いったいどういう言語で、何に使われているのでしょうか?
Python(パイソン)の特徴
組み込み系に機械学習、ビッグデータなどの統計解析、そしてWEBサービスまで何でも使えるPython。その背景にはPythonならではの特徴がありました。
Pythonは初心者に優しい
Pythonは教育用プログラム言語として作られたABC言語からの影響を大きく受けています。
初心者でも扱いやすくコードがシンプルで、少ないコード行数でプログラムを書くことができるという特徴があります。
Pythonのコーディング規約が整備されている
プログラムを書くときに気になってくるのが、インデント・スペース・改行の入れ方です。
構造がおかしいソースコードを見ると違和感を感じます。
細かいですが可読性につながってくるのです。
これはプログラマーなら誰でも持っている感覚で、地味にダメージが溜まるのですね。
その点Pythonのコーディング規約はしっかりしていて、コードがとても読みやすいのです。
「読みやすい=保守しやすい」という一面がPythonのいいところです。
Pythonの成長が多方面でオールマイティ
Python独自の機能は少ないのですが、ライブラリがとにかく豊富です。
多方面のプログラム開発をPythonひとつでおこなえる背景が、人気を押し上げています。
C/C++のコードやライブラリを呼び出すことができる
Python側からC/C++のコードを呼び出すことができます。C言語はOSに近いプログラム言語なので処理の高速化が見込めます。
Pythonの強みは多いですが、それだけにとどまらないよさがあるのがわかりますね。
Pythonの今後の予想
2017年8月、世界のプログラム言語の普及によると、Pythonは2位の位置にいます。
シェア率は16.3%あり、3位のPHP8.9%の倍近くのシェア率があります。
2005年のPythonシェア率2.5%からの成長率を考えると著しいものがありますね。
このPython人気の背景にははIot、AIが関連しています。
Iot、AI関連については一般的な技術として浸透しておらず、まだ商品化も一部しかできていないのが現状です。
今後、IotとAI技術が組み合わせられることで、新しい商品や考え方が生まれてくる余地も多くあり、市場成長が未知数と言えます。
将来的に伸びてくる分野で活躍する言語なのですね。
そのため最近ではPython言語での就職も充実してきており、今後が期待されてます。
Pythonでできること。Iotに機械学習、WEB制作まで何でもOK
Iot × Python(組み込み)
PythonにはMicro Pythonという組み込み系に使うためのプログラムが用意されており、温度センサーや加速度センサーなど各種センサーとのやり取りも行うことができます。
そのためPythonはドローンやAI、ロボット工学などの分野との相性が抜群です。
またRaspberry Piは教育用に作られたPythonが使われることを想定してのコンピュータ基盤です。
低スペックなのにOSを動かすことができることから爆発的な人気がでました。
WEBサービス × Python
Youtube、Instagramは、いわずと知れた有名なWEBサービスですが、Pythonで作られています。
WEBサイト制作やアプリ制作にもPythonは多く使われているのです。
AI、機械学習、統計・ビッグデータ解析 × Python
AIの機械学習に使われるニューラルネットワークを構築するためのライブラリが、Python用に準備されていて、環境構築を行うハードルが下がりました。
簡易にAI開発が可能となると、市場が広がり技術の浸透が加速します。
またビッグデーターの解析やドローンの制御などもPythonは得意です。
Pythonの学習方法
独学とプログラミングスクールで学ぶ方法があります。
Pythonを独学で勉強する
Pythonでの独学での勉強方法は他の言語と何ら変わりません。
おすすめは、プログラミング学習サイトのProgateです。一部課金がありますがほぼ無料で勉強することができます。
Pythonの講座があるのでやってみてください。
Progateで勉強してみて楽しいと感じたら、脈ありです。
他の学習サイトや参考書でもっと詳しく勉強したり、プログラミングスクールの検討をしてみるのもよいでしょう。
プログラミングの学習動画サイトについては、こちらの記事にくわしくまとめています。
また書籍では、プログラミングスクールのテックアカデミーで受講を始める前にこちらの本の購入をすすめています。
私もたまたま持ってますが、非常に丁寧にかかれており、Python初心者にぴったりです。
Amazonのレビューも高く、Kindle版で購入できるので、気になったら本だけでも買ってみてみるといいですね。
またもっと深く学びたいならRaspberry Pi(ラズベリーパイ)を購入して自分でいじってみるというのもおすすめの方法です。
Raspberry Piはアマゾンで8,000円程度で購入できます。
Pythonをプログラミングスクールで勉強する
最近は将来的な技術である、AIや機械学習、ブロックチェーンについて学びたいとう人が多くなってきました。
そのためプログラミングスクールでも、Pythonを取り扱うところが多くなってきたのです。
例えばはTechAcademy(テックアカデミー)ではPythonのコースがあります。
講師と週2回のマンツーマンでのビデオチャット指導があり、わからないところは質問をすれば24時間以内に返事が届きます。
完全オンラインで地方の人でも安心して勉強できる環境です。
機械学習の基礎をしっかり学ぶことができます。
<料金>
Pythonの講座は最短の4週間プランで129,000円
もっと深く勉強したい人には、Python+AIセット:228,000円(4週間)があります。
その他のプログラミングスクールの比較はこちら。
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Pythonでできること・まとめ
現役プログラマーであり続けるためには、市場の需要が大きい時に供給できる技術を身につけておく必要があります。
自分はすでにプログラマーですが、Pythonを扱える状況にならないと、遅れをとってしまうリスクを感じました。
現在のPythonの特徴やプログラムが稼働する環境、成長率と今後の市場の見込みを考えると、学んでおいて損はないですね。
今後も成長が見込める背景があるので、学習を検討してみましょう。
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