暗い日曜日を聞いて自殺者が多数。まるで都市伝説のような本当の話

暗い日曜日 都市伝説

みなさんは「暗い日曜日」という曲を知っていますか?

知らない?それは幸運かもしれません。

暗い日曜日は「自殺者の出る曲」として有名だからです。

元々はハンガリーで作られた曲なのですが自殺の聖歌と言われ、日本でも歌われました。

今回は死を招く曲、「暗い日曜日」の悲しい歴史と背景についてご紹介します。

暗い日曜日はいつ、どの国で発売されたのか

1933年にハンガリーでシェレシュ・レジェーという人が曲を作り、1935年にレコーディングされました。

それからというもの2000年まで色々なアーティストが各国の言語で歌っています。

1936年には英語・フランス語・スペイン語・日本語、翌年の1937年にはロシア語で歌われています。

また2000年には「A Question of Honour」を歌っていたサラ・ブライトマンがカヴァーしています。

暗い日曜日の発売当初の売れ行きと自殺との因果関係

暗い時代背景

自殺してしまう曲として都市伝説が広まり、また、実際に自殺者が発生したことで広まっていきましたが、はっきりとした売れ行きはわかっていません。

自殺者が100人以上と言われることもあるようですが、その因果関係をはっきりさせることができませんでした。

暗い日曜日を聞いた自殺者の謎

最初の自殺者がどのケースなのかはわかっていません。

1936年2月に靴屋の主人ジョセフ・ケラーが死亡しました。その脂肪現場を調査した警察は奇妙な遺書を発見します。

そこに書かれていたのは「暗い日曜日」の歌詞の一節でした。

また、その他にもミュージシャンがバーで演奏した後、突然客の男2人が拳銃自殺。
「暗い日曜日」のレコードを持ったまま14歳の少女が川で入水自殺。
「暗い日曜日」をかけていた7階の老人が飛び降り自殺。
「暗い日曜日」のレコードを置いた上で、首つり自殺。

と、たくさんの自殺事件が発生しています。

それも、ハンガリーはもちろん、ベルリン・ニューヨーク・ローマなど、各地で自殺者が発生しています。

ハンガリーではレコード販売停止や演奏も禁止になるなど異常な事態となったのです。

暗い日曜日を聞いて、自殺者が増えた理由

自殺者が増えた理由は時代背景にありました。

1936年頃、世界では世界恐慌の影響を引きずったまま、1933年にはドイツでナチスが独裁政権となりました。

ハンガリーもナチス・ドイツと協調する方向へ進んでいき、国民も疲弊していた時代です。

生きる希望を持つこともできず不安に駆られながら人々が生きていた時代。

悲しみの背中を押すのは難しくなかったのかもしれません。

1930年代後半には第二次世界大戦へと発展し、戦争と共に広まった曲と考えられるのではないでしょうか。

実際に暗い日曜日を聞いた感想

Gloomy Sunday – The Hungarian Suicide Song

楽曲を聞いてみたのですが、ボーカルの高い声が物悲しいとかそういう訳ではありません。

バックで流れている音楽だけに集中して聞いてみてください。

不気味なほどに不安定な部分と、安定した部分とが混ざって聞いている者の不安をあおっているように聞こえてきます。

感受性が豊かな人は余計に感じとることができるのではないでしょうか。

また、この曲の歌詞はある女性が、亡くなった恋人を嘆き自殺を決意する。

と、まさに暗い内容となっています。

一番不気味に聞こえた「暗い日曜日」

バックコーラスの音程が悲しいようで不気味な気持ちにさせられます。

暗い日曜日

日本でも歌われた「暗い日曜日」

日本では淡谷のり子さんが歌っています。

淡谷のり子 – 暗い日曜日

そのほかにも、美輪明宏、夏木マリ、加藤登紀子など、シャンソン歌手が多くカヴァーしています。

一番悲しい出来事は作曲者にも牙を剥く!?

「暗い日曜日」を作曲したシェレシュは、この作品がヒットした後に恋人が自殺。その影響や作品に対する世間の非難などから自殺をしたという説があります。

その悲しみは、歌詞にも宿っています。

当初、シェレシュが作成した歌詞がありましたが、その歌詞は使われずヤーヴォルの歌詞が使われました。

当時のヤーヴォルは婚約者を失ったことで、その悲しみが歌詞にも感情を乗せることとなったのでしょう。

暗い日曜日・まとめ

音楽は人類の偉大な発明だと言われています。

この曲の場合は、人々の心がネガティブにあったこと、戦争の影響など、悪い条件が重なり不本意な結果をまねいてしまったのではないでしょうか。

アーティストが伝えたかった思いが、人々に強烈に伝わったという点を考えると偉大な作品なのかもしれませんね。

よくも悪くも歌が人を変えてしまう例だともいえます。