青年や少女の頃に感化された作品は、ふとした瞬間に鮮やかによみがえることがあります。
Netflix(ネットフリックス)なら小説を元にした作品も数多く扱っているので、昔を思い出しつつ、しっとりと自分の世界に入れます。
今回は本が元になったネットフリックス作品を厳選してご紹介します。懐かしいストーリーがあるかもしれません。
Netflix(ネットフリックス)のこれだけはみたい文学の名作
プライドと偏見
ジェーン・オースティン原作。キーラ・ナイトレイが主人公を演じています。
注目するのは映像の美しさ。最後の愛を告白するシーンは必見です。
また原作に忠実で、コンパクトにまとまっているのも好感がもてます。
アンという名の少女
誰もが知っている作品「赤毛のアン」。
ネットフリックスオリジナル作品としてよみがえりました。
主人公のアンとギルバートとの純粋な友情と愛にも注目です。
現在シーズン2まででています。
風と共に去りぬ
原作はマーガレット・ミッチェル。名作中の名作です。
この映画ではアカデミー賞で9部門の受賞を果たしました。
気性の激しい主人公、スカーレット・オハラの生涯を描いています。
今見ると「女性軽視じゃないの?」と思われるかもしれませんが、当時の考え方や雰囲気がわかるので一度は見ておきたいですね。
ゴッドファーザー
監督はフランシス・フォード・コッポラ、主演はアル・パチーノの超有名な作品です。
冒頭のマフィアノドンが話している暗い部屋と、その後の華やかな結婚式の対比だけで、この物語がどんな話になるか予感させます。
名優たちの演技に酔いしれて見ましょう。
いつか晴れた日に
原作はジェーン・オースティン で『分別と多感』の映画版です。
不運にさらされる姉妹の、それぞれの恋愛と人生を見つめる物語です。
紆余曲折がありながらもふたりの姉妹がどうやって愛する人と結ばれるのか、穏やかな気持ちで見れます。
つぐない
原作はイアン・マキューアンの「贖罪」。
多感な少女の思いこみによる小さな嘘が、とりかえしのつかない運命の結果を招きます。
衝撃的なラストに終わったあとも、心苦しく考えさせられる作品です。
美しい曲や映像にも注目。
エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事
1800年代後半のアメリカの社交界が題材です。
不倫の三角関係を描いたこの作品は、日本ではあまり馴染みがないのですが、アカデミー賞にもノミネートされるなど素晴らしい演技が光ります。
妻を演じているウィノナ・ライダーに恐怖すら覚えます。
カサブランカ
非常に有名な作品です。カサブランカは見たことがなくても名前は知っている人も多いのではないでしょうか。
カサブランカが制作された1942年は第二次世界大戦の真っ最中でした。戦争の様相を色濃く残すこの作品は、それだけに当時の人に愛されたのかもしれません。
今見ても遜色がないほど人間味がある魅力的なストーリーです。ぜひ一度ご覧ください。
愛を読む人
この作品はドイツとアメリカの合作映画です。
それもそのはず、ドイツの作家、ベルンハルト・シュリンクの小説が原作だからです。
この作品で主演のケイト・ウィンスレットはアカデミー賞で主演女優賞を取りました。
作品は美しくも残酷な愛の物語です。悲劇ともいえるラストに胸を打たれます。
Netflix(ネットフリックス)で小説が原作の作品を見よう・まとめ
小説が原作だと映像になった時に、自分の中のイメージが壊されるのではという不安があります。
しかしすばらしい映像として残されるならこんなに嬉しいことはないですね。
人々の心に残る作品は時代を超えて色鮮やかによみがえるものだと痛感します。