映画『死霊館』呪いの人形アナベルは実話。その身の毛もよだつ恐怖とは

アナベル 怖い話

ホラー映画『死霊館シリーズ』が実話を元にした話として人気があるのを知っていましたか?

あんな怖い心霊現象を本当にあったなんて恐ろしすぎですよね。

しかもこの人気は彼女の力が影響しているのかもしれません。

その名はアナベル「呪いの人形 アナベル」のモデルとなりました。

そう、これも実在する人形なのです。

今回は恐怖の中心、呪いの人形アナベルについてご紹介します。

アナベルはどんな人形なのか

死霊館の映画の中のアナベルは、ビスクドール風味の陶器のような外見です。

もろくて壊れやすそうに見えて顔の表情はケバケバしく、いかにもと言う印象をうけます。

アナベル

しかし実際のアナベルは、拍子抜けするほどキュートな「ラガディ・アン(Raggedy Ann)」という抱き人形。


出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00IMZMFWQ/ref=sr_1_3

「ラガディ・アン」は「ラガディ・アンディ(Raggedy Andy)」という男の子とコンビでよく見かけます。

作家でイラストレーターであるジョニー・グルエルが描いた、絵本シリーズに登場するキャラクターです。

特徴的な赤毛・赤鼻、毛糸と布でできた柔らかい愛らしい姿は、子供の玩具としてアメリカでは定番。呪いとは無縁の人形でした。

アナベルによって引き起こされる怪異な出来事

アナベルの物語は謎に包まれ、資料も多くは存在しません。

ただドナという若い女性が母親から、ラガディ・アン人形をプレゼントされたことから始まりました。

その人形をルームメイトのアンジーと暮らす部屋へ持ち帰ったところ、ふたりが外出して帰ると人形の位置が大きく変わる現象が頻繁に起こるようになったのです。

いつの間にか場所をかえ、勝手に動き回るようになった人形。

ふたりの男友達のルーはそれを気味悪がり「燃やした方がいい」と提案しました。

しかしアンジーとドナはルーの意見を取りあわず気のせいにしたのです。

■実際のアナベル人形
実際のアナベル人形
出典:https://www.youtube.com/watch?v=tXidEagscv4&t=126s

すると今度は自分たちでは扱ったこともないような、古い羊皮紙に文字が書かれて置かれるようになります。なかには「ルーを助けて」との文字が。

そこで心配になり霊媒師に依頼しました。

霊媒師の霊視によれば、人形に憑いている魂は、彼女たちが住むアパートの土地で地縛霊となっている「アナベル」という名の少女で、ドナとアンジーを好いているとのこと。

アナベルの霊を哀れんだ二人は人形を「アナベル」と名づけた上、怪現象を恐れながらも人形との同居を続けます。

しかし次第にアナベルが起こす怪現象はエスカレートしていくのです。

男友達のルーがアナベルに首を絞められる悪夢を見たり、部屋に入ると体に傷を付けられたりするようになりました。

著名な心霊研究家 ウォーレン夫妻とアナベルの対決

そして事態の収拾がつかなくなり、ここで初めて有名な心霊研究家・エド&ロレイン・ウォーレン夫妻に相談したのです。

夫妻が乗り出して霊視したところ、人形の中に潜むのは少女ではなく悪霊だと判明。

=映画『死霊館』の一節より=

エド:「まずそのアナベルの幽霊とやらだが始めからいない。」

ロレイン:「幽霊にそこまで強い力はないわ。人形を操っているのは別の何かよ。人間の霊じゃない。」

エド:そいつに許可を与えたのが間違いだ。

人形を通して君達を支配することを許してしまったのだからね。

ドナ&アンジー:「人間じゃない霊ってなに?」

エド:「おそらく悪魔だろう。」

ロレイン:「人形はただの媒体。動きまわって憑りつかれたようにみせられた。

悪魔がとりつくのは物じゃなくて人間よ。狙いは人間に巣くうこと。」

 

夫妻は神父に頼んで悪魔祓いを行いましたが、悪霊の力は強力でこのままでは解決の方法がありませんでした

そのためアナベルはウォーレン夫妻の家に預けられることになってのです。

しかし著名なウォーレン夫妻でも彼女の力を抑えることはできません。

アナベルは夫妻の家の中を自在に動き回ることをやめなかったのです。

やむなく夫妻はアナベルをガラスケースに閉じ込め、オカルト博物館で展示したのです。

現在のアナベルの状態と怖い話

現在アナベルはガラスケースの中で退屈そうに座ったまま

「危険!絶対に開けてはいけません!(Warning, positively do not open!)」

と書かれた手書きの封印に従い、大人しくしています。

最近のロレイン・ウォーレンとアナベル
出典:https://www.youtube.com/watch?v=tXidEagscv4&t=126s

しかしガラスケースを叩いたり挑発的な言葉を吐いたりする観光客には容赦ない仕打ちをします。

ある青年がこの博物館でアナベルのガラスケースを叩き罵倒すると、その帰り道に事故にあい亡くなってしまいました

アナベルの実話は怖い・まとめ

エド&ロレイン・ウォーレン夫妻は超常現象研究家として非常に有名な人物です。

日本でも大人気となった映画『悪魔の棲む家』のモデルとなった「アミティビル事件」を調査した専門家としても知られています。

夫のエドが2006年に亡くなったあとも、妻のロレインはたったひとりで80代となった今も、霊的事件の調査とオカルト博物館の管理をしながら、アナベルを鎮め続けているそうです。

そう恐怖は終わっていないのです。

今でもアナベルはひっそりと生き続けています。