「なんのために看護師やってるんだろう・・・」
そんな言葉がため息とともにあふれてくることありますよね。
『看護師に疲れた』誰もが通る道だと思っても、心に溜まった澱(おり)は消えることなく、どんどんと溜まっていきます。
精神的に行き詰まり深刻な事態になる前に、少しだけ自分のことを考えてあげましょう。
人の命に関わる仕事の看護師が疲れたときの対処法についてお話します。
看護師の仕事に疲れた原因をさぐる。おすすめの方法
とにかく看護の仕事から距離をおいて冷静になる。
リラックスすることが大事です。
プチ旅行(一泊)でリラックスして自分を見つめなおす
いつもとちがう場所に出向くのは刺激を生みます。おすすめは一泊のプチ旅行です。
しかしただの旅ではありません。
自分を見つめなおす旅なので基本ひとりです。
遠くに行く必要はありませんし、隣りの県でも市でもかまいません。
選ぶのは自然が多くリラックスできるホテル、のんびりと過ごします。
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携帯やパソコンは電源を切っておきましょう。電源が切れない場合は緊急コール以外はとらないと決めておきます。
広いお風呂で体を伸ばして温め、近くを散歩して、美味しいものを食べる。
そして夜はゆっくりと自分がどうして疲れているのか、何が原因なのか、これからどうしたいのか考えてみてください。
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非日常の中で自分を見直すことで、見えてくることがあるでしょう。
疲れもとれて冷静に自分のことが考えられるおすすめの方法です。
豪勢なバスタイムを自宅で楽しんで今後を考えてみる
緊張して煮詰まっているとどうしてもネガティブな方向にいってしまいがちです。
物事を真剣に考えるときほど、リラックスしていないといい考えは浮かびません。
ということでそんなときは、自宅のお風呂を奮発して楽しんでみてはどうでしょうか。
いつもは使わないような高級な入浴剤をいれて、お気に入りの本や雑誌を持ち込んでのんびりと疲れをいやします。
水分補給のために飲み物を持ち込むのもいいでしょう(お酒はダメ)
お風呂をでたらフルーツでも食べて横になってダラダラしてみましょう。
そしてゆっくりこれからのについて考えてみると、自分を見つめなおすきっかけになるでしょう。
日帰りエステやマッサージを楽しんでリラックスして自分を見つめる
最近は温泉ブームで日帰りのホテルエステやスパがはやっています。
エステやマッサージを受けたあとに部屋でゆっくりできるコースが人気ですよね。
疲れが溜まっていると感じたなら、そんな日帰りコースを検討してみるのもひとつの手です。
いつもの元気が戻ってくるかもしれないですし、これからどうするのがいいかなーとゆっくり考えることもできます。
看護師の仕事が辛すぎて、考えることすらできない状態になった時の対処法
とはいえすでに悩みが深く、考えることすらできない状態かもしれません。
そんな時はまずは心療内科に行ってください。
自分が思っているより深刻かもしれませんから。まずはおざなりにせず病院に行くことが一番です。
病院内で異動をお願いする
人間関係で疲れを感じているなら異動をお願いするのがよいでしょう。
ちがう部署にいけば新しい人間関係を築けるでので、一番現実的な方法です。
ただ病院にはそれぞれカラーがあるので、自分がその病院の特徴になじめないと辛くなります。
転職よりも休職がおすすめ
今の精神状態で転職しても、精神的に辛い状態だと余計にこじらせてしまうかもしれません。
まずは休職をして心をやすめることを考えましょう。
気持ちが落ち込んでいると「自分は役に立たない。ダメな人間だ」とかネガティブな感情がわいてきます。
しかし、誰でも心が弱くなる時はあるし、うつになる可能性はあります。
身体なら風邪をひいたり、骨折をしたら治療するために会社を休みますよね。
心に治療が必要な時だと思ってみてください。
なのでまずは転職より休職、精神的な余裕を取り戻すのが先です。

副業で気分転換をしてみる
副業といってもいろいろあるのですが、看護師ならイベントナースや健診のアルバイトがあります。
環境が変わって職場以外の人とふれあうことで、新たな気持ちで看護の職に向き合える可能性もあります。
副業ができるかどうかは勤め先によりけりなので、就業規則をしっかり把握してから臨みましょう。
看護師の職にに疲れたあなたに・まとめ
看護師はとにかくストレスがかかる職種です。だからこそ負の気持ちを自分の中で溜めてしまってはいけません。
あなたが笑顔になることが一番大切です。
健やかに業務がこなせますように。