六芒星・ダビデの星のスピリチュアルな効果。日本でのシンボルの意味とは

六芒星・ダビデの星 オカルト

我が国日本の国旗ほど、覚えやすくわかりやすいものはありません。

四角い白一色の旗地の中に、真っ赤な円。以上。東の果ての日出ずる国・日本ですから、日の出の太陽を象徴する真っ赤な円は、至極当然の選択と思えます。

一方、世界には、星を用いた国旗が非常に多く、月を配した国旗がわずか16しか無いにもかかわらず、星を使った国旗を持つのは74ヶ国・地域にのぼります。

図案化された星の中で圧倒的に多い「星」は、記号としての「スター」である5つの角を持つ五芒星。

ところが、角ひとつしか違いが無いにもかかわらず、六芒星を採用しているのはわずか4ヶ国(イスラエル・スロベニア・赤道ギニア・ブルンジ)に過ぎません。

六芒星・ダビデの星がそれだけ特別な図形であることの表れでもあります。

この図形にいったいどんな歴史があり何の意味があるのか紐解いていきましょう。

六芒星・ダビデの星の歴史

六芒星はユダヤ民族に固有の神聖なマークと思われがちですが、必ずしもそうとは言えない歴史があります。

17世紀のヨーロッパで、ユダヤ人民兵部隊の旗印が考案された際、ふたつの三角形を組み合わせたデザイン「ダビデの盾」が検討され、それが結果的に六芒星の形になったとされています。

この「ダビデの盾」という名前も、古代イスラエルのダビデ王をモチーフにつけられたもので歴史的な事実関係は存在しません。

ダビデの盾のデザインは当時のヨーロッパのユダヤ社会で人気となり、ユダヤの大財閥・ロスチャイルド家が家紋に取り入れたことで一層知名度を上げました。

第二次世界大戦後に建国された新生イスラエルの国旗に採用されるに至ります。

以降、この六芒星形を指して「ダビデの星」と呼び習わすようになったようです。

六芒星・ダビデの星の意味と象徴

六芒星の「芒星」とは、正多角形という意味ですが、正六角形に内包された図形でもあります。

この正六角形が非常に特殊な図形であることは、雪の結晶について知ればよくわかります。

実は、雪の結晶には、五角形は無いのです。

しばしば五角形や八角形に描かれたイラストがありますが、現実の地球の自然環境、気圧や気温の中では、原子の周期性によって、雪の結晶は必ず、正六角形を基調とした六角形になるのです。

昆虫の蜂も、六角形という図形の有意性を教えてくれます。

蜂の巣は必ず、無数の正六角形で構成されます。

女王蜂を守り、蜂の子を育て、蜜を蓄えるために作られる蜂の巣は自然界における効率性の教科書です。

正六角形を連続させて作る構造物は、最も少ない材料で最も大きな面積を確保できるのです。

あらゆる生物の構成元素である炭素が六角形に結合した強度は、どんな原子結合より強いこともわかっています。蜂たちの賢明さには驚くばかりです。

六芒星・ダビデの星の日本での歴史と意味

日本では六芒星が「籠目(篭目)紋」という別名を持ちます。

竹などで編んだ籠で格子状になった網目がちょうどダビデの星と同じような六芒星の形となることから籠目の呼び名がついたようです。

図形自体が持つ力が、古くから魔除けとして認識されてきました。

「籠」という字に「龍」が含まれているからも、六芒星に相応しい呼び名と言えるのではないでしょうか。

六芒星は正三角形と逆三角形を組んだ形です。

正三角形は能動、逆三角形は受動を象徴しているので、それらが組み合わされた六芒星はプラスとマイナス、陽と陰といった“相反するものが調和する”という意味を内包しています。

またカバラ数秘術においても六芒星の「6」は調和や結合を意味します。

相反するふたつのものが調和する、というイメージは、精神と肉体、男と女、光と闇、善と悪といった始原的なパワーを連想させ、それらの調和とは、愛や命をもたらす至高のものです。

西洋の魔法使いは、魔方陣として六芒星を使います。

空間を清浄し、結界を張り、魔法使いの力を強めるのが六芒星です。

伊勢神宮に行けば、周辺に建つ石灯籠に六芒星(籠目紋)を見ることができます。六芒星や六角形が本来持つ力を知れば、その必然性に納得がいくのです。